■世界から注目を集める大阪
新年 明けましておめでとうございます。
本年も「阪急阪神の仲介」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
添付の図表は、前回掲載させていただきました「不動産投資家調査」と同じく、一般財団法人 日本不動産研究所から公表されている「国際不動産価格賃料指数(2022年10月現在)」の結果です。東京都港区に所在する高級住宅(ハイエンドクラス)のマンション価格、マンション賃料をそれぞれ100.0とした場合の各都市との比較指数です。なお、比較指数の作成にあたっては、為替状況が反映されています。
これを見ると、北京、上海、台北は賃料水準が東京よりも低くなっていますが、マンション価格は東京よりも高い状態にあります。これだけ見れば、東京の物件のお買い得感が際立っているようです。更に大阪は、賃料指数が87.3と東京と13ポイント程度の差しかないですが、マンション価格では61.9となっており、東京に比べてかなり割安に感じられます。大阪で特に注目いただきたいのは、前回調査(2022年4月)よりもマンション価格が、調査した世界14都市の中で最も上昇しており(約4.3%)、大阪エリアへの投資熱が高まっている状況にあるようだ、ということです。
日本の不動産は、海外の不動産投資家から見ると、投資効率という観点からは非常に魅力的であるようです。大阪では、2025年に大阪万博やその他の再開発が控えており、更に注目を集めることでしょう。